自分とは。
自分の気持ちに素直になること。
もし世界で人間が自分一人だったら。
きっと自分は、自分のことをずっとわからないだろう。
なぜなら。
自分のすべての姿を自分で見ることはできない。
もしそこに大きな鏡が1つあったとしよう。
それでも自分は、自分のことをずっとわからないだろう。
なぜなら。
自分の外の姿を全部見れたとしても、中の姿を見ることはできない。
もし誰か一人が目の前にいてくれたら。
きっと自分は自分のことを知っていくだろう。
なぜなら。
自分とちがう人を見て、はじめて人は自分の内なる気持ちに気づくから。
自分とは自分の中にある内なる気持ちに出逢うこと。
みんな自分を知りたくて。
自分探しの旅をする。
旅には色々な形があるけど、机上で一人で自分を探しても、自分は見つからない。
人間には比較が必要だ。
「人と比較しなくていい」
そんな風に言う人もいるが、僕はそうは思わない。
「人とどんどん比較してこーぜ!」
あの人なんであんなことできるんだろ!?
あの人はどうしてあんなに素敵なんだろう!?
あの人は人気者でいいな~。
人と出逢い自分とちがう人間を見たら、自分の内なる気持ちは色々な形で湧いてくる。
「人と比較するな」というのは、自分のその内なる気持ちにフタをしなさいと言ってるようなものだ。
ただ。
ここで大事なのが、内なる気持ちにいかに素直になれるかだ。
人と出逢い、内なる気持ちが発動したら、多くの人がこうなってしまう。
あの人はなんであんなことできるんだろう!?でも私にはできないな…。
あの人はどうしてなんあに素敵なんだろう!?私はそんなに素敵じゃないな…。
あの人は人気者でいいな~。私はあんな風になれないな…。
これ。
自分に素直じゃないってことだよ。わかる?
「すごい!」「素敵!」「いいな!」
これが自分の内なる声。
「でも」「できない」「無理」
これは自分を守る外への声。
戦うな!
君は今誰と戦い誰から自分を守っているんだ。
自分を守ることをやめたら、きっと君は自分に素直になれる。
自分を守ることをやめる方法は。
「すごい!」「素敵!」「いいな!」
そう思った素直な気持ちを、素直に体現する。
「すごいですね!」
「素敵ですね!」
「いいですね!」
そうやってその人に素直な自分を出せばいい。素直な内なる気持ちを出すと、また自分の中で内なる気持ちが発動する。
「私もすごくなりたい!」
「私も素敵になりたい!」
「私もよくなりたい!」
人間ってさ。
拗ねたり、ひがんだりしてさ、しっとしたり。
自分の素直から遠ざかろうとするんだよね。
素直に感じた「この人すげー!」を認めたらいいんだよ。
相手の存在を認めたら。
自分の存在も認められるようになる。
そしたら。
自分はいつだって見つかると思うんだ。
自分とは?自分の気持ちに素直になること
あなたにとって自分とはなんだろう?