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表現とはできることではなくつくれること│草刈正年(くさかりまさとし)のVISON SHIFT(ビジョンシフト)ブログ

表現とはできることではなくつくれること

表現とは。

何かができることではなく、
何かをつくれることが表現だ。

例えば。

絵が上手に描ける人がいる。
絵を描けるのはアートだし表現と言っていいかもしれない。
でも僕の中ではそれだけでは表現とは言えない。

小さい子供がわけのわからない絵を描いて。
「これは地図だ!」って言う。
地図には見えないその絵も、「地図だ!」と意味付けすると地図に見えてくる。
こっちの方が表現だなーって感じる。

以前『子供の絵が天才的な理由』でも書いたんだけど。

子供の絵が天才的な理由

100人が絵を見て全員「さるだね!」ってこたえるものより、
100人が絵を見て「宇宙人!」「くま!」「マメたろう!」って全員がちがう想像をする。

表現とは、自分の想像からの創造で、見た人に想像させ、人の創造を作ることだ。

だから。

 

あるものを忠実に上手にできるのが表現ではない。

つくりたいものをつくって、誰がなんと言おうと自分は●●をつくった!と意味付けして現すことが表現。

あとは人の評価なんてどうでもいいのだ。

 

表現者は人に評価させるきっかけをつくっているんじゃなく、楽しませるきっかけをつくっている。

「これは上手だ!いや上手くない!」とかそういう会話を生みたくて表現してるんじゃない。

「これなんだろう?あーなんかこれかも!」とかこういう人の想像と創造を生みたくて表現してるんだ。

それが表現者でありアーティスト。

 

書道家(書道ができる人)ではなく書道アーティストであれ。

「こんな風に書いて」と人に言われて、それを上手に書いているだけでは、評価の世界で生きなきゃならない。

自分の書きたい道を創造していこう!

 

ダンサー(ダンスが踊れる人)ではなくダンスアーティスト(パフォーマー)であれ。

「こんな風に踊って」と人に言われて、それを上手におどっているだけでは、評価の世界で生きなきゃならない。

自分が踊りたい動きたい形を創造していこう!

 

音楽家(音楽を演奏できる人)ではなくミュージシャン(アーティスト)であれ。

「これをひいて」と人に言われて、それを上手に演奏するだけでは、評価の世界で生きなきゃならない。

自分が出したい音をつくって創造していこう!

 

「おぎゃー!」と生まれて、人はできることよりできないことが多いとこからスタートする。

できることがうらやましくて、かっこよくて、あこがれで、できることを増やして成長して生きてる。

でも。

できることは僕らを表現から遠ざけてしまっているかもしれない。

 

できるとは?

何か対象があって生まれる評価価値だ。
表現は評価価値の世界じゃないところにある。

 

できる力からつくれる力へ

 

『できる』はこれからどんどんロボットに奪われていく。
そのロボットを『つくる』ことができたのは人間。

僕らは『つくる』という表現の世界で生きていこう!

 

今の僕の表現とは、できることではなくつくれること。

 

あなたにとって表現とはなんだろう?

とはトレ。一緒にやって、自分の表現の力を世の中にどんどん出していこう!

今の課題問題が解決する『とはの問い』

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