本当の自分は自然と自分から出てくる

 

自然は人を自然にする

 

現在運営している自分の表現力と発信力を高める筆文字マスターLANDのメンバーで綾部合宿をやりました。

 

僕が住む綾部にあるフィールドを使い、
自分の中にある表現力を開放する。それを目標にした合宿。

初の試みだったけどやってみて
色々わかったことありました。

 

価値を作らない価値

フィールドワークは様々なやり方があると思います。

だけど初日の最初に僕はある実験をしました。
『価値を作らないで価値を作る』挑戦です。

僕が勝手に名づけた『ししがみの森』という
パワースポットが僕の住む近くにあります。

夜に確実にシシガミサマでてるやろ!って場所です。

 

ここまでの山道を車で行けるのですが
あえてみんなで散歩することにしました。

ルールは

・団体行動しなくていい
・興味があったら道くさすること
・頭で考えずただ今を感じることをやること

こんなルールを作って散歩したら、
様々な価値が勝手に生まれたのです。

「何この橋!わたってみよ!!!」

「えっ!?それ大丈夫なん?」

誰かがやってみたことに
興味と好奇心が浮かんだり。

 

「なんかこの脇道おもしろそ。」
「あっ!素敵な木があった!」

団体行動から離れて脇道にそれることは
ダメなことだとおもっていたけど、
実はそこに新しい発見があったりする。

 

「昔はよく公園で野球のバットの素振りとかしてなー。」
「でも今はどこも禁止されてアカンのですよ。」

木を振ることで空気に生まれる風とその音。
この音と風の感覚は自分の子供の頃の感性と感覚を呼び覚ます。

 

「実はオカリナもってきたんですよ。」
「めっちゃいい音ですやん!笛ってええですね!」

森の中にこだまする笛の音。
音は人の体の中にしみわたって入ってきて、
体内で響いて体を振るわせて元気にしてくれる。

 

「ここ、このまま先に行けるかな。」
「行けるところまで行ってみよ♪」

行ってみたい道を
行ってみたいように
行ってみたい所まで。

僕はそれをできる力がある。

 

「ねぇ。気持ちいいからみんなここで寝転んでみようよ。」
「私ヨガやってるから大地とつながるヨガを誘導するね。」

人は大地の一部。
心地いいように体を動かし呼吸をして。
地球と自分の呼吸を感じたら、
そこにあるすべてのものとの一体感を感じることができる。

みんなみごとにバラバラ。
でもこの分離があるから個々が活き、
その個々が集った時、幸せな一体感が生まれる。

 

そして、

[keikou]誰かがみんなの価値を作ろうとしなければ、
1人1人が自分らしく今を生き、
その姿が誰かに影響を与え価値を作る。[/keikou]

 

今ある環境。
今ある人達。
それらに捕まえられ、囲まれようと。

それを飛び越えていく力が僕らにはあるんだ。

 

後先を考えず一歩踏み出せばそこにあるのは気持ちよさだけ

はだしになって、
何百年、何千年と人々がバトンをつないで
命の再生が繰り返されてきた田んぼという大地へ。

「うわ。何も見えないじゃん!入るのこわ!」

都会育ちではじめての田んぼ。
見えないところ、
未知の世界への一歩、
これは人にとってとても怖いもの。

でも一歩踏み出して入ってみたら。

「気持ちい!サイコー!!!!」とこの笑顔。

 

そして音を使っての田んぼ瞑想。

土の感触。
山のにおい。
風の音。
様々な緑の景色。

自分の元を足元から感じた。

 

そして今度は自分からも音を出そう。
音は存在を伝え、
響くことによって、
音は存在を作る。

ない音は自分で作ればいい。
そしてあなたの音は
間違いなくこの地球に
必要とされている音なんだ。

 

そしてきがついたら、
自分の元に人は自然と還っていく。

 

「なんかずっと背中が気になってるですよ。」
「背中と大地をくっつけてみたくなってつい。」

子供でもやらないことをやってしまう大人。

「すごいね!」
それを見た周りの人のその言葉の中には
「いいな!やってみたい!」
という気持ちが入っていて、

後先や理性という邪魔なものが
人からもらった刺激から生まれた
自分のやりたいことを守ってしまう。

やってしまえばこんなに気持ちいいのに。

 

『後先』というやつは今の自分の幸せを奪っていく。

 

大丈夫。
後先考えなくても僕らはもう大人。

自分でその先をなんとかできる力もあるし、
こんな子供大人を助けてくれる大人も周りにいる。

未知なる世界に一歩踏み出して、
タダそこにある気持ちよさを感じてみる。

そしたら、
自分の個性や自分らしさ、
そして自分が出したい表現なんか
あっという間に出てくる。

 

感じたことを心に止めず出してしまえ

そして大事なのは、
今感じていることを心に溜めず止めず
出していくことだ。

食べ物を食べるという行為は、
別の命をいただくということ。

 

なくなった命に火をともすことで、
自分の命の源になり自分に生きる火をともしてくれる。

 

そしてすべての命と自分の命を感じながら
一緒に食べて、飲んで、語って、笑って、祝って。

 

命のまつり時間をつくる。

 

そしたら誰だってきがつくはず。

幸せは今ここにあるってこと。
幸せは自分で世の中に作っていけるってこと。

価値を作ろうとせず
後先を考えず一歩踏み出し
感じたことを心に止めず出していく。

 

そしたら本当の自分は自然と自分から出てくるよ。

 

2日目はこちら

元伊勢神宮で自分を取り戻す

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