遠慮なんていらない今を遊べ

 

遊びの天才くっちゃん

 

幼少期、僕はそう呼ばれていました。

[keikou]『幼少期に自分が持っていた才能』[/keikou]

これは変わることがない自分の特性であり強みであり、
今という時代に生まれた自分をこの世の中で活かしていく、
自分の変わらない方向性なんだと思う。

僕は『遊び』という中で2つの才能を発揮していました。

 

今を遊ぶ誰とでも仲良くなるという力

家の近くの公園に遊びに行っても、
まったく知り合いのいない祖父母の家の近くの公園に遊びに行っても、
気が付けばそこで知り合った子の家に遊びにいったり、誰かを家に連れて帰ってくる。

僕はそんな子でした。

「ねぇ。どこから来たの?」
「ねぇ。一緒に遊ぼうよ。」

人を見るとすぐにそうやって話かけに行ってしまう子でした。


目がない左が僕です(笑)

 

ある時、自分の両親が捜索願いまであと一歩という事件が起こりました。

祖父母の家に帰省中で、近くの公園に弟と2人で遊びに行った時、
しばらくすると弟だけ家に帰ってきて、僕は帰らないという展開に。

しばらく待っても帰ってこないから、
両親は心配して公園付近を散策していたそうです。

 

その頃僕は、公園でひとりで遊びにきていた
自分くらいの男の子にれいによって声をかけて、
その子の家に上がり込んでお菓子をもらいながら
駄菓子屋で買った飛行機で一緒に遊んでいました。

そこの家の人に「そろそろみんな心配してるよ。」って言われ、
家を出たところで、ちょうど親が探している姿を目撃。

無事保護されました(笑)

 

おもい返せばあの頃から、
遊びにも夢中だったけど、自分とちがう『人』という存在にも
夢中だったのかもしれません。

そしてそれは大人になった今でも変わらず。

自分の知らないこと
自分とちがう価値観
自分とちがう個性
自分とちがう世界観
自分とちがう存在感

これを持っている目の前の人に僕はつい夢中になってしまうんです。

 

今を遊ぶ何でも遊びに変えてしまう力

秘密基地ばーちゃまん家。
ターザンロープがあるターザン村。
お酒の蓋を使った酒蓋コマ回し。
ミニ四駆の野外コースレース。
立ち入り禁止のダムへの探検ゴッコ。

おもしろいと思ったことは、
なんでもすぐに形にしてやってしまう子でした。

 

その中でもよく覚えているのが、
友達の池ちゃんと弟をたぶらかして、
お昼の間におにぎりを各自でつくって隠し持って、
夜にそれをもって家を抜け出して秘密基地に泊まりに行く計画。

見事に脱出に成功し、
秘密基地で誰にも邪魔されない自分達だけの自由を満喫してました。

しかししばらくすると…。

遠くから明かりが一列になって
こっちに向かってくる光景が目に入ってきました。

親が近所の人たちに声をかけて大人10名くらいで捜索にきたのでした。

自由な夜はあえなく終了。
その後は想像で…苦い夜となりました。

 

僕の根底にある自分。

それは自分とちがう『人』への好奇心。
そして、おもしろいと感じたらそれを形にしてひとまずやってみること。

 

[keikou]自分と他人のちがいを発見する力。
おもしろいものを形にする力。[/keikou]

 

その才能を僕は持って生まれたんだと思う。

まさに今やっている仕事においても
その方向性はあの時から何も変わってないです。

 

自分の持って生まれた才能ってなんだろう?

そう思ったあなたに贈る言葉はこれ。

「遠慮なんていらない。今を遊べ!」

 

自分の今に遠慮せず、
今を自分が興味をもって、好奇心を持って、
おもしろく感じている方向へ自分の体を動かして遊べばいい。

あなたが夢中で遊べたら、
その中にあなたの才能はある。

そしてその才能は今この時代に、
この世界に生まれて誰かの役に立つ意味のあるものだから授けられた。

僕はそう思うんだ。

あなたの才能、
誰かのために使っていこうぜ。

 

つぎは少年期の挫折話です。

人を変えるな自分が変われ

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