バガボンドはやる気を失った原点回帰を表現してる

人は何のために自分を磨いて
どこを目指して進んでいるのだろうか?

 

僕が好きな漫画にバガボンドという本がある。

 

これは宮本武蔵の話を書いた漫画なんだけど、
読めば読むほど深い話が書いてある。

その中でも面白いのが、
天下無双を目指して剣の道を歩み、

日本中に宮本武蔵の名が響き渡った後、
武蔵は方向性を見失ってしまう。

自分は剣一筋で生きてきて、
自分より強い敵を倒し、
天下無双に近づいているはずだった。

そして。

その成果をあげてまわりの誰からも
「宮本武蔵は天下無双だ。」と
言われるようになった時、武蔵は気が付いた。

夢にまでいた景色にきたが、
何のためにここを目指していたのか?
それがわからなくなる。

でもそこでたどり着くのが、
『笑うこと』と『人の力を借りる』という
所にいきつく。

こんな自分の我が全快だった武蔵。

でも人の師匠そして
田んぼをやりながら自然の師匠から
その境地を感じる。

 

自分の笑顔を取り戻し。

 

自分の力ではどうにもならない時、
誰かに助けを求め

助け合うことを取り戻す。

 

自分の強さとは何か?
自分の成長とは何か?
自分の進化とは何か?

 

それはなんでも自分でできて
孤独になることではなくて

その強さと成長と進化を使い、
笑顔で生きれて
誰かと助け合うためにある。

 

だから、
武蔵にとって剣とは誰かを切り殺すためだけの
ただの殺人道具ではなかった。

剣とは自分の笑顔を守り、
誰かと助け合うことができるための
1つの手段だったんです。

 

子供の頃なぜかわからないけど、
剣は武蔵を夢中にさせました。

だからただ無心に剣を振る
それだけで武蔵は幸せだったんです。

でも時代と環境によって
剣の道は人を殺すもの、人より上にいくもの
という思考が武蔵の中に入ってきました。

そして見失ってしまったんです。

ただ剣を持って剣を振るっていた
楽しさとおもしろさを。

 

人は時々自分の方向性を見失って
しまうことがあります。

筆文字をやってきたけど
なんか最近やる気がでない。

コーチングをやってきたけど
なんさ最近やる気がでない。

コンサルをってきたけど
なんか最近やる気がでない。

 

きっとそんなあなたは

『今を笑えてない。』

そして

『助けてと言わず一人でなんとかしようとしてる。』

のではないでしょうか?

 

動機を取り戻そう。

マンガには『おっさん穴』というものが
時々出てくる。

これは武蔵が子供のころ
剣を振るのが楽しくてしょうがなかった
おもしろくてしょうがなかった頃の記憶。

剣のおもしろさを楽しさを
初めて知った時。

 

あなたが今これでいいのか?と迷っているものにも、
かならずあなたの『おっさん穴』がある。

 

それを思い出してみよう。

はじめてその楽しさを感じた時。
はじめてそのおもしろさを感じた時。
はじめてこれをやっていきたいと感じた時。

そしてその時はただこう思ったはずだ。

 

『この楽しい時間がずっと続けばいい』

 

その時、あなたはきっと
自然ないい笑顔をしていたと思う。

 

自分でそして人と一緒に。
自然に笑える時間を作っていけば、
きっとこの初心は取り戻せる。

取り戻していこう!

 

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