なんか始めたい。だけど始められない。。
そうやってできない自分を責めてたりすることない?
きっとそれはね。
『しきってない』からなんだと思うんだ。
何を『しきってない』からというとね。
沈没ってやつをさ。
時には堕落したいよね
バックパッカーをしたことがあるならこの言葉は知ってるかもしれない。
「インドで1か月くらい沈没してたわ」
「ネパールのポカラ行ったら絶対沈没するぜ」
「沈没してたら金なくなったわ」
旅人が口にするこの『沈没という言葉。
これは何かというと。
旅の目的を忘れて、居心地がいい場所で何日も滞在することをいいます。
かくいう僕も、世界一周の旅をしていた時にトルコで沈没しました。
日本人だけが泊まる安宿の安心感と居心地の良さで、毎日漫画や本を読んだり同じく沈没する人とゲームしたり。
誰かが作ったごはんをお金を払って食べれるシェアごはんという制度があったので、下手したら一歩も宿を出ない日も。
人は安住に弱い。
罪悪感もって沈没するのやめようよ
なぜこの話をしたかというと。
何かを始めたいが始められないという人は。『沈没』してみてはどうかということだ。
「何を矛盾したことを言っているんだ!?」っとつっこまれそうだが。まぁ聞いてちょうだい!
何かを始めたいけど始められないのは。もしかしたら・・・。
『今を休みきってないから』
『今をだらけきってないから』
『今を遊びつくしてないから』
罪悪感ってやつをもって、沈没をしているから、しっかり沈没しきれず海底にたどりつく前に、どこかで引っかかって地に足がついていないのではないかと思うわけ。
仕事休んで寝ていて。
「自分ばかり休んでいいのかな…。」
って思ったり。
漫画読みながら。
「自分はこんなことしていていいのかな…。」
って思ったり。
仕事せずに平日に釣りに行って
「みんな仕事してるのに釣りとかしてていいのかな…。」
って思ったり。
チュゥートハンパはもったいないぃー!!!!
何かを始められないのは今の状態をやりきってないから
始められないとうだうだしている人は。きっと日々うだうだしているはず。
提案があります。
うだうだしきれ
だらけきれ!
やすみきれ!
あそびきれ!
沈没しきれっー!!
あっ。
罪悪感もたずにね♡
「なんでだめなんだ」って自分を責めながら、だらけても、やすんでも、あそんでも、全然気持ちよくないでしょ!?
どうせながいさぎよく。
「今日はだらける日だ!徹底的にだらけるぞっ!!!」
これが一番だよ!
流れに身をまかせれば浮上する
サーファーが大きな波にまかれた時。下手にもがくから溺れるんだそうです。波の力に身を任せて抵抗しないと、勝手に浮上するんだとか。
これ。これですね。
今あなたのその状態になっているのはしょうがない。
うん。
『宇宙の采配』『神の采配』とか言っときな。
ほんであきらめて、その状態で流されてみな。
抵抗せず流されきったら、勝手にちゃんと浮上してくるから。
今自分に起こっている状態を『しきるんだ』『やりきるんだ』。
もがくとおぼれちゃうよ~。
トルコの沈没が僕を違う世界に連れていった
実はね。トルコで沈没した時。ほんと2週間沈没しきったの。
そしたらね。
本当は行く予定がまったくなかった中東やエジプトにいきたい目標ができて。
僕の旅は予定とは違う道に進んだ。
そして。
そこで待っていたのは、自分が今まで体験したことのない体験(スキューバーダイビング)や出逢い(日本で今もつながっている)だった。
もがかず、あがかず、今の状態を楽しみきってみよう。
[voice icon=”https://karimasa.net/wp/wp-content/uploads/2016/05/masakao.png” name=”くっちゃん” type=”r big”]【今日の遊び】
今何かにもがいている人は、もがかずにそれを楽しみきろう。それは神様がくれたプレゼント。
だらけきって、遊びきって、楽しみきったら、不思議と次のステージが現れる。[/voice]
読者さんからのシェア
正さんこんにちは!
モミです^ ^
今、まさにこの状態です💦
一週間前から大風邪をひき、かなりしんどいです。先週は咳が酷くて寝れた記憶がないし、咳のしすぎで身体に痛みが走ります。
そのしんどい身体に向かって自分は「ふざけんなよ!いいかげんにしろよ!こんな身体もう嫌だ!」って罵声を浴びせる日々でした。
休んでる自分を許せなかったんです。
休むと周りから置いていかれる様な恐怖もありました。成長が止まってしまった自分みたいな感じでしょうか。
でも、正さんのメッセージでちょっと冷静さを取り戻しました!
今回の風邪は『休むことは悪い事じゃない、休むことは何もしてないわけじゃない、休むということをしっかりやっている』
俺、自分を許してしっかり休みます。
今思えば、前回の大風邪は「筆文字に出会わせてくれた」今回も次なるステップの前触れかもしれません。
しっかり休みきって動き出します!ありがとうございました。
≪Photo&Word&calligraphy:Masatoshi Kusakari≫