人は夢中で目の前の階段を登り、
きがつくと少し落ち着ける踊り場のフロアを発見する。
おおっ!ちょっと休憩できる。
おおっ!ちょっとくつろげる。
おおっ!やっと落ち着ける。
そんなことを思ってそのフロアに降り立ってしまうと、
あれ?自分はなんのために
この階段を上ってきたんだっけ?
あれ?自分はどこを目指して
この階段上ってきたんだっけ?
あれ?自分は何がしたくて
この階段上ってきたんだっけ?
そうやって今の自分がわからなくなる時がある。
見るべきところは、
その安定を超えた不安定の先だ。
僕らは安定を目指してその階段を
登っているわけじゃない。
まだ見ぬ自分の可能性と
自分の枠を超え視座を超えた世界を見たくて
今日も一歩一歩大事に大事に階段を登っているはずだ。
登ることは辛くて大変なことじゃなく、
この地球で無限の可能性と楽しさと面白さを見る
視座を高めるため。
今見えている踊り場は
自分の枠内の風景でしかない。
本当のおもしろさは
その上の不安定で不確実な階段の先にある。
それを楽しみながら
今日も一歩一歩前に進んでいこう!