1人で登ってもつまらないおもしろくは仲間にある

登るだけじゃない つながればもっとおもしろく

 

できないことができるようになるっておもしろい。

自分の成長、変化、進化。
その過程はエキサイティングで楽しいもの。

だけどね。

 

1人で登っていてもつまらないよね。

 

僕は争いが嫌い。

僕ら人間は争うために一緒にいるんじゃなくて、
一緒に笑って楽しむために一緒にいると思ってるから。

そして。

「できない」
「無理」

この言葉も嫌い。

「やってみなくちゃわからないじゃん!」

自分の可能性をたった一人の自分であきらめないで!
って思ってしまう。

僕はあなたを信じてる。
だからそんな僕を信じてほしい。

そう思ってしまう。

 

嫌いだからこそ僕は伝えていく

 

争いも自分へのあきらめも。

『一人でやろとする』
この思考から起こる。

戦争は国という単位でみた一人や
部族や人種という単位でみた一人。

そしてその発展や成長や進化のために
争いが起こっていく。

 

中学校の時に僕は卓球部。

当然試合や勝負があって勝つことが大事。
自分の成長と進化で勝つことだけを目標にしていた。

僕は2年生の時に3年生にも勝てるようになり、
3年生になったら僕は一番強く、部長にもなった。

個人だけじゃない。
学校という団体でもいい成績を出したい。

僕は毎日怒鳴っていた。

「おまえら練習ちゃんとやれよ!!」
「次の大会絶対勝つぞ!!」

その結果。

個人戦ではいい成績をおさめるも、
団体戦はいつも大敗北。

そして部ではいつも喧嘩が絶えなかった。

とくにレギュラーじゃないメンバーとは
ものすごい確執が生まれ。。

会話もできない状態だった。

 

でも僕は気が付かなかった。

自分だけの成長と進化は本当に幸せじゃないということに。

だけどね。

中学校最大のギフトが僕に届いた。

部活動最後の大会で、僕は今までにない幸せを感じた。

その会場では、
普段はレギュラー外のメンバーは来ても
外に遊びに行って一切応援しないというありさまだった。

だけど、最後の大会は全員個人戦に出れるという大会。
彼らなりにがんばって試合をやっていた。

その姿を見て思った。

「みんなあきらめていたわけじゃなかったんだ。」

僕はなんかすごく勘違いしていた。
みんな「できない」「無理」って言って自分をあきらめてる。

なんかそれが無償に嫌で悔しくて毎日怒っていた。

だけど目の前ではそんな奴達が真剣な眼差しで自分に挑んでいた。

その姿を見て僕は気が付いたら

「がんばれー!!!」

って応援して回っていた。

 

当然練習もしてないからみんなすぐに負けたけど、
なんかみんな見たことないすっきりした顔をしてた。

そしていよいよレギュラー組の団体戦が始まった。

そこで僕らは快挙を成し遂げる。

弱小だったチームが初のベスト16を達成した。

その時フィールドで何が起こっていたかというと。

 

仲間が応援してくれた

それもいつもの仲間じゃない。

いつも外に遊びに行って一切応援しなかった
レギュラーじゃないメンバーが、必死に応援してくれた。

いつもさみしい応援席に
全員が集合して一本一本声を出して応援してくれた。

僕もチームのためにがんばり、
他の仲間もチームのためにがんばった。

そして僕もチームを応援し、
他の仲間もチームを応援した。

そしたら。

今までにない結果と成績を出せた。

そしてなにより。

メンバーみんなであんなに笑顔になったのははじめてだった。

 

そして僕は学んだんだ。

自分だけの成長は自分を孤独にする。
そして孤独の恐怖や不安で誰かを攻撃する。

『一緒に登っていく』

自分の力を自分だけに使うんじゃなくて
誰かのため、仲間のために使うと、
みんなで笑顔になることができる。

 

『今の自分だったら』を考えてみよう

物事を教訓に変えると人は進化成長する。

あの時、今の僕だったらどうしただろう?

今の僕なら、

メンバー1人1人にこの部活でどうしたい?
どうなりたい?どこを目指したい?って一人ずつ聞くかな。

それを聞いたうえでみんながやりたいことを実現する
そんな場づくりを部長としてやるかな。

そして、1人1人が目指すものを誰よりもあきらめず
応援できる人間であろうと思うかな。

例えその部員があきらめようとしていても
僕は絶対あきらめない。そんな自分でいるかな。

そして。

勝利よりも、仲間との笑顔を大事にする。

 

あなたが嫌いなものは?

なぜそれが嫌いになった?

今のあなただったらその時どうしてた?

そんなこと考えてみると
自分の今の生き方の方向性が見えてくるよ。

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