我慢は糞詰りと一緒
出してすっきりしなよ
≪Word&calligraphy:Masatoshi Kusakari≫
イラッ!としたそのタイミングで、思ったことを相手に言わないで我慢する。
「遊びに行きたい!」と思ったタイミングで、仕事や他の用事を理由に我慢する。
体が疲れてて休みたいと思ったタイミングで、でも仕事や火事をしなくてはならないと我慢する。
僕らは自由に楽しむためにこの地球に生まれてきたのに。日常に我慢がはびこっているように感じる。
そしてその我慢が。
ストレスを作り。
ストレスが体と心を痛め付け。
不幸せの連鎖が起こる。
この状態は糞詰りと一緒。
赤ちゃんは実にわかりやすくシンプルな表情で親にメッセージを伝えてくれる。
おしっこが出たら、「ちょっと気持ち悪いよ~」という鳴き声と表情をする。
お腹が空いたら、泣くともっとお腹が空くのに、どんどん全力で泣いてくる。
これを見ても、空腹は人間の本質では我慢できないんだなーって思う。
そして時に、おっぱいあげて、おしっこが出てなくても、さみしくて寂し泣きや寂しそうな表情をしたり。
で。
その中でも僕が好きなのがコレ。
「バッビュッゥーン!!!!」
ものすごい音がお尻から聞こえて、溜まったものがでた時の後の赤ちゃんの顔。
超スーパー笑顔(笑)
やっぱりね。溜まったものを出すのは人としてすっきりするんだなと。これも人間の本質。
空いたら入れ。
入れたら出す。
シンプルな形だよね。
この循環を滞らせてしまうと、生の循環ができなくなるから、人としてよくなくなるわけだよね。
そしてこれは我慢も一緒。
赤ちゃんや子供は我慢ができないようにちゃんと表現する。
猛烈に泣くし、怒るし、グズる。
この人間のシンプルな法則を潜在的にきっと知ってるからなんだと思う。
子供から我慢の習慣を付けさせてしまうと、生の循環が機能しなくなり、よくないことが起こるかもしれないね。。
あっ。我が家はお菓子は結構我慢させてしまってる。。まずいっ!(汗)
そして我慢は生の循環を滞らせるから、幸せの循環も滞らせてしまう。
しかし我慢をしないと。
「その言い方はひどい。私は悲しい!」
思ったことを出すだけで、その悲しい気持ちは口から外に出て、我慢は抜け出て通常循環に戻る。
ここで溜め込むと、数時間後も次の日も、「なんであんな言い方するの」「なんでわかってくれないの」「なんで私この人といるの!(苦笑)」ってどんどん不の循環になる。
「釣りに行きたい!」と思った時に。
数時間でも釣りに行くと、すごくすっきりして、その後の仕事がめちゃくちゃ捗る。
ここで、仕事をやらなきゃとか、家仕事、畑仕事をやらなきゃと溜め込むと。
仕事中に釣りの動画を見たり、本を見たり、サイトを見たり。仕事も釣りもどっち付かずで両方いい循環にならなくなる。
「あー体疲れたな」と思った時に。
数時間でも昼寝して休むと。体がすっきりして、その後がとても楽になる。
だけどここで、「休んでる暇はない!」とがんばると。結局つぶれて風邪をひいたり、どこか体を壊して病院に行き、気持ちのいい休みではない休みの悪循環に入る。
我慢も全快で開放できなかったら、少しずつ小出しで出したらいい。
鹿の糞みたいに(たびたびスミマセン)。
言いづらいこと言わなくても「悲しい」とひとことだけ言うだけでもいい。
1日休んで釣りに行かなくても、1時間だけ早朝にやりにいけば、3時間早起きするだけで、日常と同じ時間割になる。
1日寝込んで休むよりも、1時間でも2時間でも仮眠すればちょっとは疲れが取れる。
溜まったものは出して、生の循環をしっかり作っていこうね。
[voice icon=”アイコンURL” name=”名前” type=”r”]
https://youtu.be/-_ubznuUZyc
お母さんは大変。やりたいことがあっても、子供が風邪で保育園や学校を休んだり。
赤ちゃんがいた1時間おきにおっぱいやおむつを変えたり。
休む暇がない。きっと誰よりも我慢が多いと思う。
だから。
我慢が溜まって爆発するまえに、我慢の小出しとか、我慢の開放を積極的にお父さんが助けてあげることが大事だと思う。
先日も、1ヶ月くらい子供や風邪で休んだり復活したりで、「あーこれは溜まってきてるな」とかみさんを見て思い。
ちょっと遠くのショッピングに連れ出して、彼女の大好きなお裁縫のお店に連れて行ったら。
「ありがとう!ありがとう!」ってニコニコご機嫌に。
そしてその結果、子供たちも「お母さん大好き!」ってニコニコご機嫌に。
家族の誰かの我慢は、家族に悪い生の循環を作ってしまう。
家族の我慢は家族みんなで出させてあげて、みんなで開放してニコニコ生きたいよね。
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