心に雫が落ちるのは
それぞれタイミングがある
≪Word&calligraphy:Masatoshi Kusakari≫
あの人に何度言っても伝えたい言葉が届かない。
何度言ってもわかってくれない。
人間世界ではこんなことはきっとよくあることだよね。
でも実は人には人それぞれの言葉が心に落ちるタイミングがある。
「あっ!そう言えば前にもこんなこと言われたな。」
「どこかで聞いた事あったな。」
「ようやく腑に落ちた!」
こんな経験ってきっとあなたにもあると思う。それと同じように、あなたが伝えたいと思っているその人にもそれがある。
雨の日に窓をみるとそこには多数の水滴、雫がついている。
しばらく観察してると、水滴が色々なタイミングで下に落ちていく光景が見られる。
窓に水滴がついて、その瞬間に落ちるもの。
すでに着いていた水滴に、もう1つの水滴が重なってその瞬間に落ちていくもの。
水滴が1つ重なり、2つ重なり、3つ重なったところでようやく落ちていくもの。
水滴が言葉。落ちていくことが伝わること。そう考えたら実に様々なタイミングで言葉は伝わっている。
そして大きさをみてもおもしろい。
大きければ落ちるというわけでもなく、小さくても落ちていくものもある。
つまり。強い言葉、感動する言葉じゃなくても、何気ない言葉でも伝わることはあることを雫は伝えてくれてる。
あなたが相手のことを思って伝えてくれた言葉は、必ず相手の心の窓に水滴はついているよ。
着いた瞬間に落ちるタイミングがある時もあれば。
水滴としてついていて、その人が他の誰かからもらった水滴と重なって、心に落ちていくかもしれない。
でもそれが相手の人のタイミングなんだと思う。
だから。
あなたのやっていることは無意味じゃないよ。無力でもない。微力なんだと思う。
人は、相手を想い合う人達との連合で人々を幸せにしているんだと思う。
だから。
今日もあなたのやさしく愛のある雫を、誰かにつけていってあげよう。
そして、人類幸せ連合軍の仲間に後は任せていこう。
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https://youtu.be/ivJ7eL2qCE4
人間の悩みの大半は人間関係なんだと思う。
そんな中で多くあるのは、『わかってもらえない』という悩み。
で。多分この悩みを持っている人は、自分がなんとかしようと思ってるんだと思う。
それをね。いい意味であきらめたらいいと思う。
そもそも人は変えられない。変わるのは自分が変わりたいと思った時だけだから。
だけど。
変わりたいと思うきっかけはきっと人に届けていける。
あなたのやさしい愛のある言葉を届けてあげたら、きっとどこかのタイミングでその人が自分自身で変わるきっかけになると思う。
だから祈りの感覚でいいと思う。
言葉を届けて結果を期待するのではなく。祈る気持ちで言葉を届けていけばいいと思う。
「相手の人がより幸せになりますように」って祈りながら言葉を届けるだけできっといいんだと思う。
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